99人が本棚に入れています
本棚に追加
「でどこまでいっちゃってる?って愚問だな。あっそうだ。俺もうゴム必要ねーから余ってんのやるよ。彼女と結婚するんだろ?」
「それは……」
「分かんねーとか言うなよ。年考えろよ。んなこと言ってるとあっという間にオッサンだぞ?」
朋也にもっともなことを言われ思わず考える。
「じゃあさ、作っちゃえよ」
朋也は下卑な笑みを浮かべニヤリとする。
「さっきゴムやるって言っといて矛盾してんな。……ってか、んなことしたらお前に殺されるわ……」
後半は小声でボソッと呟く。
「ん?俺がなに?」
「いや、なんでもない」
たばこをもう一本取り出し煙を吐き出しながらもう一度考える。
最初のコメントを投稿しよう!