第4.5章

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「でどこまでいっちゃってる?って愚問だな。あっそうだ。俺もうゴム必要ねーから余ってんのやるよ。彼女と結婚するんだろ?」 「それは……」 「分かんねーとか言うなよ。年考えろよ。んなこと言ってるとあっという間にオッサンだぞ?」 朋也にもっともなことを言われ思わず考える。 「じゃあさ、作っちゃえよ」 朋也は下卑な笑みを浮かべニヤリとする。 「さっきゴムやるって言っといて矛盾してんな。……ってか、んなことしたらお前に殺されるわ……」 後半は小声でボソッと呟く。 「ん?俺がなに?」 「いや、なんでもない」 たばこをもう一本取り出し煙を吐き出しながらもう一度考える。
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