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「お前のお袋さんが狙ってんなら直で来るだろう?俺の家知ってるし、家のお袋と仲良いしな」
「まぁな、そんな事になれば、俺に連絡して来るだろうしな、兎に角お前を狙ってる奴に心当たりは無いのか?」
ヒョウは、コーヒーを淹れに立ち上がった
「無い」
「即答かよ、お前一応特捜部のアタマだろ、最近どんな事件に関わった?後、狙われたのは何時だ?」
ヒョウがアールの前に、コーヒーカップを置いた
「襲われたのは、2週間前だ、仕事帰りにな」
アールは出されたコーヒーを、一口飲んだ
「最近、魔族と何か接点はあったか?」
「接点?いや、魔族の事件は無かった」
「それじゃ、仕事で誰かと揉めたか?魔光を持ってる奴は多いだろう?」
「確かに魔光を持ってる奴は多いさ、戦闘に有利だからな、それに普通の人間の方が捜すの難しいくらいだ」
「逆恨み」
「!!」
カップを持つアールの手が、ピクリと動いた
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