第1章

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「ふぁ~、暇だな」 『呼び込みでもしたらどうだ?』 「ああ?面倒くせぇよ」 燦々と日の当たる午前中、若者は机に肘をつき、ボケッーと外を見ていた 『面倒くせぇよって、客が居なきゃ金が入って来ないだろう?』 「なら、お前がして来いよ」 『俺がやったらパニックが起こる!いや、時空空間警察に包囲されるだろ』 「そりゃ良い、ビックニュースで俺はインタビューされてギャラが…「暇そうだな」 若者が、入口を見て嫌そうな顔をした
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