第1章

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「何のビックニュースで誰がインタビューされるって?」 「何の用だ?警察に嗅ぎまわられることはねぇから帰れ」 若者は、手をシッシッと払い言った 「一応客だ」 「『客?警察辞めたのか?』」 若者と、その隣に居るモノが言った 「辞めてねぇから」 椅子に腰掛けながら答える男を見て 「いらっしゃいませ、ギャラは高いですよ」 「棒読みで言うなソルジャー」 ダンッ! 「二度とその呼び方するな」 「お前、俺を殺す気か?」 男は両手をあげて言う、男の喉元にはナイフが光っていた 『俺は追われたくないぞヒョウ』 「フン!」 若者はナイフを仕舞うと座り直し 「依頼のご用件は?」 と、窓の外を見て言った
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