第1章

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男は軽く溜め息をつくと 「俺だ」 「へ?」 『?』 「だから、俺を狙って来たんだよ」 「『ええっー?!』」 「レイズ、お前まで何故驚く!」 男は、若者の隣に居る龍を睨んだ 「この女に何かしたのか?まだガキだろ」 「お前も十分ガキだろよ!何もしてねぇよ!イヤらしい眼で見るな!」 「ガキと言っても魔族だ、お前何か恨みでも受けたか?」 若者の眼が真剣な眼に変わった 「いや、俺は魔族との抗戦は一度もないし、レプサスは異次元だしな」 「ああ~確かお前次元移動酔いするんだったな」 若者がニマニマ笑って言った 『情けないぞ、お前特捜部のトップだろう』 「長官にも言われたよ、って!俺の事はいいんだよ!」 「狙われたのお前なんだから、良い訳ねぇだろう、良く思い出せ何かあった筈だ」 若者は、ホワイトボードを出し、何やら書き出した
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