7人が本棚に入れています
本棚に追加
男は軽く溜め息をつくと
「俺だ」
「へ?」
『?』
「だから、俺を狙って来たんだよ」
「『ええっー?!』」
「レイズ、お前まで何故驚く!」
男は、若者の隣に居る龍を睨んだ
「この女に何かしたのか?まだガキだろ」
「お前も十分ガキだろよ!何もしてねぇよ!イヤらしい眼で見るな!」
「ガキと言っても魔族だ、お前何か恨みでも受けたか?」
若者の眼が真剣な眼に変わった
「いや、俺は魔族との抗戦は一度もないし、レプサスは異次元だしな」
「ああ~確かお前次元移動酔いするんだったな」
若者がニマニマ笑って言った
『情けないぞ、お前特捜部のトップだろう』
「長官にも言われたよ、って!俺の事はいいんだよ!」
「狙われたのお前なんだから、良い訳ねぇだろう、良く思い出せ何かあった筈だ」
若者は、ホワイトボードを出し、何やら書き出した
最初のコメントを投稿しよう!