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超時空空間都市ラストルには、あらゆる種族が暮らしていた
ヒョウは、半分魔族の血を引き、もう半分は龍人族の血を引いていた
龍人族は産まれる時に守護神が一緒に現れる、それが今ヒョウの隣に居るレイズだ
普段、店の中では置物のように鎮座している為、普通の客には気付かれない
外へ出る時は、人の姿に化ける事が出来る
『一応神だからな』
「レイズ?誰に話してんだ?」
『独り言だ』
レイズがアールを睨み付ける
「だから何で、お前らは俺を睨むんだよ」
「『厄介事を持ち込むからだ』」
アールは、反論出来ずに、ムスッとする
そう、アールの依頼は、今回が初めてではなかった
「まったく、この前の依頼だって、もう少しで死ぬとこだったんだぞ」
「あれは悪かったよ、お前のお袋さんにもこっぴどく言われた」
「あ?お袋が?」
ヒョウが、キョトンとすると
「呪いをかけるぞ小僧、って使い魔使って文書が来た」
「まさか、お前を狙ってんのお袋?」
ヒョウの母親は、魔族中の魔族、女王と言っても過言ではない地位にいた
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