7人が本棚に入れています
本棚に追加
「私が勤める会社って、かなりのグループ会社なんです。
彼はその元会社を束ねるんじゃないか…と噂されてるみたいで」
「何か嫌な予感しかしないんだけど…」
晶が私に囁くのも分かる。
多分、彼女の彼氏さんとは…
「君は伊集院グループの、しかも後継者と御付き合いしているね?」
「えっ!?」
「あのクラブは伊集院グループの人間も少なからず利用している。
だから、グループ会社社長クラスとなればそれだけの立場…だと予測は出来てしまうんだよ」
早百合さんの顔はより深く、真っ赤に染まってしまっている。
まさかクラブオーナー様がその伊集院三男とは言えない…
最初のコメントを投稿しよう!