7人が本棚に入れています
本棚に追加
「まもちゃん、ヒール高過ぎない?
大丈夫だったかな」
「大丈夫よ。
いきなりゴメンねえ…買い物行くとか誘って」
大型アウトレットモール。
背の高いストレートヘアの似合う美人と、少しだけ身長差がある友達が色々とお買い物をしていた。
ストレートヘアは肩ぐらいまで、そこに黒いサングラスと紅い唇が映えていると思う。
「私の見立てだし、センス悪いし…悩むんだよねえ」
「違うよ、だってこんな感じのなかなか着れないし…嬉しいの」
低めのハスキーボイスで話す美人さんが、まさか伊集院グループ後継者の真守とは誰も予測出来まい。
最初のコメントを投稿しよう!