第9章  失恋って?

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そして程なく、ソファに座り、自分で持ってきたお菓子を開ける彼の前に 淡く湯気を上げるマグを、そっと置いた。 「はい」 「ありがとう」 そして、そのカップに目を向けた途端、 「あっ、これ……」 彼が、嬉しそうな目を私に向ける。 「うん……」
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