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「島田くん。ちょっとこっち手伝ってもらえる?」
「“しょー”でいいっす。」
バーベキュー場に着いた私達は早速肉と野菜を切り分けていた。
蓮と佐々木は食材を串に刺す係りで私達女子と島田は食材を切り分ける係り。
「やった!とうもろこしある!私好きなんだよねぇ~。分かってるわ先生たち。」
藤田愛(フジタアイ)はとうもろこしを見ると、子供のように無邪気にはしゃぎ、私達に抱きついてきた。
「バーベキューだからね。とうもろこしはあるでしょ。」
苦笑しながら千花が返し、愛は「確かに。」と納得し、大袈裟にはしゃいだことに少し恥ずかしくなったみたいだった。
「よし、切り終わった!」
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