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「アアッ……もうっ……クッ……!」
泡を吹くように僕が達して
その後すぐ
「永遠に……永遠に俺の中に閉じ込めてやる……」
悪魔め――。
征司は僕を罵りながら
愛しげにあるいはただがむしゃらに口づけ果てた。
ようやく両手が解かれると。
僕の身体は
死体のように湿ったベッドに投げ捨てられた。
「分かったろ?おまえには高尚な文も愛の言葉も必要ないのさ」
再び灰になった手紙を踏みつけ
征司は僕に吐き捨てた。
「乱暴にファックして従わせる。どちらがボスか教えてやるんだ。サーカスのライオンのようにな」
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