第三章 #2

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それから一時間。 主任が頼んだ熱燗に付き合っているウチに、私は完全に出来上がってしまっていた。 「らからー、私が思うにですね?ドレスっていうのは……」 「おい、宮瀬……、なに止まってんだよ」 「何を言うか忘れましたー!!!あはははは……ちょっと……、お手洗いに行ってきます!」 私はそう言って、 ビシッと敬礼のポーズをする。 「うるせーからもう、戻ってくんな」 「っ…、もう主任~そんなコト言わないで下さいよ~」 「さっさと、行け!」
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