第六章

2/17
前へ
/35ページ
次へ
抜き足差し足忍び足……っと。 翌日早朝“るyu-gaウェディング”本社前。 「おはようございまーす。」 社内美人総選挙があるならば、間違いなく上位に食い込んでくるであろう受付嬢の前をスタタタっと軽やかなステップで通過して エレベーターホールにたどり着く。 明らかに不信な目で私を睨み付けて来た警備員に、水戸黄門ばりに首からぶら下げた社員証を見せ付ければ彼はスタスタと遠くの方へ。 「ふぅ…………」 と、息をつき乗り込むエレベーター。 ドドドっと流れ来る社員の波に押し潰されながらもやっと7階。 ああ……疲れた……

最初のコメントを投稿しよう!

625人が本棚に入れています
本棚に追加
広告非表示!エブリスタEXはこちら>>