第七章

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「しゅ……、集合する前にデパート寄って行こうかな ?夏のセンスで私の服選んでよ !」 「は、はあ…… ?うん、いいよ。言っとくけど会計の方は気にしないからね !」 はあ……、今月厳しいのに。 機転が裏目に出たよ…… 「それよりも、メンズのメンバーは後一人誰なの ?」 「大倉君が言うにはもう一人も同期の男の子だって言ってたよ…… ?」 「ふっ……、全員がフレッシュ新社会人か……腕が鳴るわね。女子のメンバーは任せてよ。帰りがけに暇そうな冴えない子を一人ハンティングしとくから。」 「ははは……」 ビシッと親指をたてて凛々しく微笑んだ彼女に苦笑いを浮かべていると……、 バタンっと個室のドアが勢いよく開いた。 「あなた達 !!今の話……、詳しく聞かせなさい ?」 うぇっ…… !? 嘘でしょお………… ?
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