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「先輩……、すみません。あいつ綺麗な人見たらすぐ口説こうとする病気で……」
申し訳なさそうにこめかみをかきながら、隣の大倉君が私に目を落とす。
彼が謝る事じゃないのに……
同期想いの良い子だよ、全く。
「全然平気。気にしてないから !それに、大倉くんだって私の事綺麗だなんて思ってないくせに~。」
このこの~っと、彼の肘をつつくが
あれ ?反応が無い……
「思ってますよ。……本当に。」
「っ…… !?」
急に真面目な顔しないでよ。
お姉さんビックリしちゃったじゃないか。
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