877人が本棚に入れています
本棚に追加
第十二章 #2
「でも……、彼女が世界中飛び回ってるんじゃ……主任ってアッチの方はどうしてるのかな ?」
「ン、…… !?」
再び吹き出しそうになるも、そこは学習能力を活かして必死に堪える。
「て、芦名主任……性欲無さそうだし問題無いか。ただならぬ、色気は振り撒きまくってるけどさ。」
「ハ、ハ、ハ……」
なんだって、こんなにも苦労しなきゃならないんだ。
好きで主任とこんな関係になった訳じゃないのに……
世間にバレたら、立場上やはり私が泥棒猫とバッシングされるのだろうか……
うわ……、かなりへこむ……
最初のコメントを投稿しよう!