第十二章 #2

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第十二章 #2

「でも……、彼女が世界中飛び回ってるんじゃ……主任ってアッチの方はどうしてるのかな ?」 「ン、…… !?」 再び吹き出しそうになるも、そこは学習能力を活かして必死に堪える。 「て、芦名主任……性欲無さそうだし問題無いか。ただならぬ、色気は振り撒きまくってるけどさ。」 「ハ、ハ、ハ……」 なんだって、こんなにも苦労しなきゃならないんだ。 好きで主任とこんな関係になった訳じゃないのに…… 世間にバレたら、立場上やはり私が泥棒猫とバッシングされるのだろうか…… うわ……、かなりへこむ……
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