第十四章 #2

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照れた様にこめかみをかく大倉君に、笑顔を向けると彼は頬を少し赤くして 「やっぱり……、先輩は笑顔が一番似合いますね。僕も頑張らなきゃって思います。」 と、クシャリ満面の笑み。 辛い時、落ち込んだ時……私は何度だってこの笑顔に癒されて来た。 彼は可愛い私の後輩くん。 ありがとう…… もう一度、心の中でソッと呟いた。
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