566人が本棚に入れています
本棚に追加
/35ページ
番外編 #3
「もう、ビックリしたよー」
「アハハッ、結衣さんにもサプライズですね。」
駅まで続くアスファルトの道を、雅樹くんと並んで歩く。
はち切れんばかりの笑顔をこちらに向けている雅樹君は、ヒールを履いた私の身長とあまり変わらないって事に今気が付いた。
「本日の主役がこんな所にいていいの ?理名さんは ?」
「理名は親御さんと一緒に実家に戻りました。顔を合わせるのも久々だったらしくて……、僕がそうしたら ?って、提案したんです。」
最初のコメントを投稿しよう!