リーマン国王に会う

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面倒くさいが、この国〈バンベール〉の国王に会う事になった まぁ勇者召喚だから仕方ない しかしそれは勇者の望だけで良いのではないか? 何故俺達巻き込まれまで行く必要がある? ぅん?勇者召喚の魔法陣を壊したって? ……ハイ、ソウデスネ…… ぅん?それに俺達の神託の事も? ……ハイ、ソウデスネ…… ホウレンソウ……報告、連絡、相談 ……ハイ、ソウデスネ…… 大事ですよね……社会人の鉄則 しっかし何を国王に相談するんで? あぁ……勇者の取り扱い説明ですか……ヘー えぇっ?俺達の旅の事も?神託だから?え?違う?旅に必要な道具とかの費用の事? イチ・航「「ありがとうございます」」 俺達はスライディング土下座をしてチャールズさんをビックリさせた(笑) 望君も、えっ!?ってビックリしていたが一緒に土下座をしようとしていたので止めた 何で!?ぅん!?仲間外れは良くないって? 仕方ないだろ……望君には関係ないからな(笑) ぅん?酷いって?いゃ?無関係なのに土下座を強要する方が酷くないか? それに仮にも勇者だからな……土下座はマズいだろ? ぅん?ところでエドワードさんは何処行ったって? 勿論国王に報連相〈ホウレンソウ〉ですよ ちゃんと俺達の軍資金を頼んで何とか確保してくれ!! 旅をするには軍資金は必用だからな 食べ物だけはコピーで心配ないが、野宿するにもそれなりの道具が無いと流石にねぇ……異世界のお金なんて勿論持って無いからな……道具買えねえよ!! そんなんで野宿なんか怖くて出来ねえよ……なんせ平和ボケのシティーボーイだからさ(笑) 俺達の旅はエドワードさんの報連相に掛かっている あぁ……しっかしこんな事ならアウトドアをもっとしておくんだったなぁ ※っと一郎がブツブツ呟いている間に扉の前に到着 チャ「皆様、この扉の向こうに国王様がいらっしゃいます」 イチ「あの、国王様に会うのは良いですが、こちらの礼儀作法とか分からないのですが……」 航「礼儀作法出来なくて打ち首とかないですよね?」 チャ「えぇ、大丈夫ですよ 皆様は異世界からいらしたので、こちらの礼儀作法は知らなくて当然ですからね」 チャールズさんの言葉を聞いてホッとした俺達 流石駄女神のお陰で30回も勇者召喚しただけの事はある……国王も貴族も慣れてらっしゃる(笑)
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