リーマン国王に会う

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扉の向こうは豪華な社長室だった 俺的には映画とかで観た広いロビーみたいな部屋を想像していたが……『王の間』『謁見の間』とかをな おっと……キョロキョロしていては相手に失礼だな ここは気合いを入れて……相手の話を最後まで良く聞いて目を見て話す!! ヨシ……いざ出陣!! 王「勇者様、そして巻き込んでしまったお二人、我が国に急に召喚してしまい申し訳ない 私はモーリス……この国の王です 既に説明を受けていると思うが魔王は勇者様しか倒せないのでな……断腸の思いで召喚をしてしまいました」 イチ「ドモドモ私こういう者です」ペコリ 王「おぉ、これはご丁寧にどうも…… フムフム…ホンゴーイチロー様ですな?」 俺の名刺はゼウス様のお陰でバンベール仕様になりました(笑) 回りの貴族の人達にもドモドモしながら名刺を渡す 航「国王様、ドモドモ私こういう者です」ペコリ 王「これはご丁寧に…… フムフム…フナバシワタル様ですな?」 航も回りの人達にドモドモしながら名刺を渡した 因みに航もゼウス様に名刺を作ってもらいました(笑) 望「えぇっ!?」 イチ「望君も自己紹介!!」 航「第一印象が大事」 望「あっ!?そ、そうだよね コホン、ホシノノゾミです」ペコリ 王「ホシノノゾミ様ですな?」 ※望は焦った、何でいきなり名刺を渡しているんだ二人は…… そして僕のは無いの!? 無いです(笑) 一応、俺達は旅に出ますからね……外回り(営業)には名刺が必用なんですよ(笑) 王「ノゾミ様は今回勇者を引き受けて下さりありがとうございます ノゾミ様のお陰で民達は安心して過ごせます 流石選ばれし勇者様ですな」 望「いやぁ~そんな事ないですよぉ~ 僕で出来る事で皆が安心出来るなら凄い嬉しいです」テレテレ 王「何と優しい方だ」 貴族「流石勇者様、懐の広さが違いますな」 王「では勇者様には明日から修行に入って貰うが良いか?」 望「えっ?」 航「望、魔王は強いから修行しないと勝てない、勝てないとバンベールの人達は救えないぞ?」 望「そ、そうだよね」アセアセ イチ「そうそう、修行すれば魔法とか使える様になるし」 望「魔法」キラリン 航「確か望、剣術スキルあるって言ってたよな? 剣とか自由自在に操れるの格好いいよな」 望「剣術」キラリン 貴族「おぉぉっ!!勇者様はイケメンな上に魔法も剣術も自由自在に操れれば女性がほっとけませんな」 航「よっ!!色男!!」 望「僕、修行頑張ります」 「「「「流石勇者様!!」」」」 望君以外ニヤリである 流石、報連相だな(笑)
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