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何度か休憩をはさみながら約8時間
おぉぅ……就労時間と一緒じゃないか
やっと海の街に到着
ハァー……こんな事なら国王様に馬の手配をして貰えば良かったかなぁ……ってぇ、乗馬出来ないから無理かぁ(笑)テヘ
馬車はなぁ……お城の馬車は白くて目立つし何と言っても王家の紋章付きだからなぁ……Dランクの冒険者が乗るにはおかしい……コソコソ採取出来ないだろう(汗)
その前に馬の扱いもサッパリで無理だ
まぁ、自転車も目立ってたけど……バンベールでは始めて見る乗り物だから回りの目が凄かった(汗)
でも一般市民が乗る馬車はお尻が大変な事になるって話しだし……ウン、ジテンシャデヨカッタ
さて目的地の海に着いたが素材は何だ?スマホを見ると
ピコン【クラーケンの墨】ピコン【シーザペイントの歯】ピコン【リバイヤサンの鱗】ピコン【人魚の涙】ピコン【七色真珠】ピコン【肉厚昆布】
イチ・航「「…………………………出来るかいぃ~」」
行きなりのラスボス並みの魔物達にビビっています(笑)
イチ「肉厚昆布は何とか出来そうだけど、その他の特殊過ぎて手に入りにくい素材ってぇ……マジ特殊過ぎ!!限度を越えまくってるだろう……ドウシヨウ(汗)」タラタラ
航「そもそも肉厚昆布以外海岸の近くには居ないよ……沖まで行かないと……ドウシヨウ(汗)」タラタラ
どうやって沖まで行くのか?
普通の船で大丈夫なのか?
それより、どうやって墨、歯、鱗、涙、真珠を採取するのか……
ってか、この世界人魚っているんだなぁ
…………ハァー
二人は夕日をバックに大物の素材採取に途方に暮れていた……ドウシヨウ
…………プッツン
※一郎と航は砂浜を一心不乱に掘っていた
アサリ、蛤などの貝類を捕獲する為…そう!!時期外れの潮干狩りである
イチ「航、今晩の夕食はアサリの酒蒸し、味噌汁、炊き込みご飯だ」
航「凄い美味しそうだね」
アハハハーアハハハーアハハハー
とりあえず腹を満たそう
そして今日は疲れたから寝よう
ウン、ソウシヨウ
※二人は現実逃避をしたのだ(笑)
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