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マリン「ご馳走さまでした」
ペロリと完食したマリン……俺達より多くたべてたよ(汗)
マリン「貝類もこんな食べ方があったんですね」
何でも人魚は、魚介類、海藻を食べるらしい……生でしかも丸かじり
そりゃ海水じゃあ鉄は錆びるから包丁は使えないよな……海中では料理出来ないか……火使えないしな
その前に人魚が魚介類を丸かじり……しかもマリンは匂いにつられて涎垂らしまくり、バク食いだしな……
マジか……俺の人魚理想像がドンドン崩れて行く(涙)
男のロマンがぁっ~~!!
マリン「イチローさんワタルさん、どうしたらこの貝類の様に美味しく食べれます?」
マリン……涎がまた垂れてる!!
食い意地が張ってるな(汗)
イチ「まず陸に上がらないと無理でしょう
火とか使うから」
マリン「そうなんですか……」ショボーン
航「その前に人魚って火って使えるんですか」
マリン「そう言えば見た事も使った事ないですね」
まぁ、殆んど海中だからな
航「じゃあファイヤーボールって出せる?」
マリン「やってみますファイヤーボール!!」
ポンッ!!
ちっちゃなファイヤーボール……いや蝋燭の火ぐらいのが出た
マリン「出来ました」ヤッター
航「おぉっ!!凄い凄い!!」パチパチ
ってか人魚って火魔法出来るんかぁいぃっ!?
イチ「…………まぁ、火が使えるなら出来るかな」
マリン「本当ですか!?」ヤッター
とりあえず夕食の食材と調味料を出してみる
イチ「まず、こちらの食材や調味料使ってを調理する事によって先ほどの料理が出来上がります」
マリン「なるほど」
航「食材だけじゃなくて調理器具も必要だよ?」
マリン「そうなんですか」
イチ「その前に人魚ってあまり陸に……人前に出て来ても良いですか?」
マリン「ウーン……人間が私達を襲わないなら人前に出ても良いんだけどね……」
航「そっか、陸に上がらないと火使えないもんな」
マリン「あの、陸というのはどんな陸でも良いのですか?」
マリンが言うには人魚がたまに日光浴する小さな島があるらしい
人間にはまだ見つかっていない未発見の無人島……無人島といっても殆んど砂浜
薪とかは無いが流木なら沢山流れ着くから薪の心配は無い
イチ「うん、出来るね」
航「その前に人魚って料理出来るの?」
イチ・マリン「「あっ!!」」
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