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バンベールは武士勇者のお陰で米、味噌、醤油などの日本のソールフードが手に入る様になった
だから教えても大丈夫だ
次はご飯を炊いてワカメの味噌汁だ
ワカメはまず良く水洗いしてから
あっ!!出汁!!肉厚昆布がない
マリンに頼むと直ぐに肉厚昆布を大量に取って来てくれた
一応、昆布の乾物の作り方を教えた
天日干しと魔法バージョンを
そんなこんなで朝定食が出来上がった
またマリンは涙をダラダラ流しまくって食べていた
勿論、涙は採取しましたよ
だって特殊インクにどれだけの量が必要か分からないし、失敗したら大変だからな……余分に採取するに越した事ないからな
さてと……他の特殊素材の事を聞かないとな
イチ「マリンさんの住んでる付近に、クラーケン、シーザペイント、リヴイアサンは生息しているかな?」
マリン「ぅん?リッキーなら近くに居るよ
ランは今旅行中でザイは隣の海域に住んでるよ」
イチ・航「「リッキー?ラン?ザイ?」」
マリン「うん、親友のリヴイヤサンのリッキー、クラーケンのラン、シーザペイントのザイ」
えぇっ!?リヴイヤサン、クラーケン、シーザペイントが親友なの!?皆!?
さ、流石人魚……イヤ、マリンだけかも知れないな(汗)
マリン「何々?皆も特殊インクの素材なの?」
マリンに【リヴイヤサンの鱗】【クラーケンのスミ】【シーザペイントの歯】の事を話す
イチ「マリンさん貴女の親友を紹介して下さいませんか?
紹介して下さるなら人間との商いが出来る様にしますから」
マリン「ウーン……まぁ皆に聞いて見ないと分からないけど大丈夫だと思うよ
リッキーの鱗よく落ちてるし、ランもスミは有り余ってるし、ザイの歯も良く抜けてるもん
それより人間と商いって?」
皆いいんか~い!!
ってか特殊素材がよく落ちてるとか有り余ってるとか抜けるとか……特殊素材が……訳分からん(汗)
それより人間と商いの方に食い付くとは(汗)
マリンには俺達がここにずっと居る訳ではないから、調味料や食材を人間から定期的に買うしかないと話した
人魚からは真珠や真珠貝の貝殻を人間に売れば食材が手に入ると説明した
マリン「成る程、それは良いですね
お願いします」ペコリ
航「マリンさん一人の独断で良いんですか?」
マリン「ぅん?良いよ、私女王だもん」
イチ・航「「えぇっっっっ!?」」
契約成立したよ(汗)
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