トロけるようなキスをして――(穂高目線)

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 俺の首に絡まってる、千秋の両腕に力が入り、貪るように俺を求めてくれる。求めてくれるのは、大変あり難いのだが、ソファの上だと狭くて、思うような動きが出来ないんだ。  それを残念に思いながら、右手で肩をぽんぽん叩いて、キスを中断してもらった。 「っ……どうしたの?」 「千秋、チョコまだ欲しいのかい?」 「あ、はい」 「チョコよりも甘いもの、君にあげたいんだけど」  千秋の右手首を掴んで、よいしょっと掛け声をかけながら、引っ張り起こす。掴んだ手をそのままに、まっすぐ俺の下半身に導いてあげた。 「ちょっ、分ったからっ//// 穂高さんは、俺を食べたいんだね?」 「ん……」
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