基地

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病室… 紅 「…んが…いってて…」 俺はまた目を覚ました ったく…乳揉んだくらいで殴りやがって… 京子 「やっと起きましたか」 紅 「…おう…素敵な目覚ましをありがとうよチクショー」 隣を見ると、京子がふくれっ面で椅子に座っていた 武装も解除してるみてぇだし…攻撃の意図は無さそうだな 殴られたけど 京子 「どういたしまして。さて、これに着替えてもらえますか?さすがに上半身だけとはいえ、裸の男性を見慣れているわけではないので」 そう言って、京子は白いバスローブみたいな服を差し出してくる 俺が自分の体を見ると、ジーパンだけ履いて、上半身は何も着ていなかった 紅 「はいよっと」 俺は受け取り、とりあえず羽織る そして立ち上がった …? さっきは気付かなかったが…窓が無いな… 紅 「ここどこだ?」 京子 「私達の基地で、そこの医務室です。今から精密検査をしますので、付いてきてください」 そう言って京子は立ち上がり、扉を開けて出て行った 武器は…無いか… まぁいいか 寝てたっつっても武術が使えないわけじゃないし 俺も京子に続き、部屋を出た
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