基地

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部屋を出て、しばらく歩くとまた別の扉があった 扉の上には「司令室」と書かれており、検査室の扉とは違って大きな扉の作りになっている 京子 「ここに隊長とオペレーターの仲間達がいます。隊長は怒らせると怖いので怒らせないでくださいね」 紅 「前向きに善処する」 京子 「…ホントにお願いしますよ?ではでは…村田 京子、入ります」 京子はそう言って扉の隣にある端末を操作する すると扉が開き、中に入っていった 俺も続けて入る 中はかなり広く、アニメでしか見たことないような大きなモニターが最初に目に入ってきた そしてそれを操作しているのは10人程の女の子達だった 女の子しかいねぇ… 京子 「お待たせしました」 ? 「うむ、お疲れさま。いろいろ任せてすまなかったな」 京子 「これくらいなんともないですよー。あ、これデータです」 俺は京子の声が聞こえた方を見る そこには赤く長い髪をポニーテールにしている美人がいた 顔は凛としているが、左目に眼帯をしており、どこか威圧的な雰囲気を纏っている 茜 「ん?よぉ来たか。私は隊長こと、九重 茜(ここのえ あかね)だ。よろしく」 紅 「おう、俺は…」 茜 「崩牙 紅、年齢21歳、男、身長174cm、体重80kg、崩牙流薙刀術免許皆伝、次期当主であったが、殺人を犯し半年間逃亡生活中。理由は妹である崩牙 葵を守る為、咄嗟に命を奪った…間違いはあるか?」 …俺が初めてした人殺しの理由も知ってるだと…? 紅 「貴様…何者だ?」 俺は構え、茜を睨み付ける
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