プロローグ

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? 「いえ…大きいわけではありません。人一人が立って歩ける程の高さはあります」 ? 『こんな命令は出したくないが…仕方ない…中を探れ。なんとしても捕獲するんだ』 ? 「了解しました」 入ってくるか… 女の子が返事をした後、足音が聞こえてくる ? 「…暗い…使いたくなかったけど仕方ないや…」 そう言った後、洞窟の中が明るくなった ライトを使ってるのか… つーか…捕獲…? 今まで公僕共の無線機から流れてた命令は殺せって筈だが… 警察じゃないのか…? 京子 「崩牙 紅!!聞こえていますか!?私は武装乙女・ヴァルキュリア部隊、副隊長の村田 京子(むらた きょうこ)です!!こちらに戦闘の意思はありません!!速やかに投降してください!!」 なんと女の子は洞窟内を歩きながら、俺に話しかけてきた 戦闘の意思は無い…ね… 捕獲って聞こえてたっての てか…武装乙女…? 聞いた事ねぇな… 素性がわからねぇ以上、出ていくのは危険だな 俺は岩陰で薙刀を取り出し、いつでも戦えるように構えた 京子 「…やはり出てきませんか…もう奥に行ってるのかな…」 村田 京子とやらはそう呟きながらも歩いてくる
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