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手のひらの中に羽ひとつ
私は笑顔になりますようにと
羽ひとつ
願いを込めて伝えるの
幸せを1つ1つの羽に乗せ
流れる先には花が咲く
私には片方の翼がまだ残っている
笑顔の為にまたひとつ
羽を契って流していくの
幸せでありますように。
『美しき天使。翼が片方しかないのは難儀であろうと、僕は翼を探しにいこう。幸せの名の元に種を撒き花を育てるように天使に愛を誓う。』
人の為にと自分を削る天使の姿は可哀想にも健気にも美しい。
私は僕は完璧な者なのか?
瞳に映る貴女の笑顔に涙はない
僕は星を彼女に与えよう
羽を貴女が流すのならば僕は星で貴女を埋め尽くそう
それが貴女の幸せならば
僕の幸せは
哀れな姿となった完璧な天使へ
捧げよう
『僕の翼を』
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