一人

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病院に付き すぐ処置室に運ばれる途中に医師は隼人等に 「なぜこんな無茶をさせたんですか? 今回はもう…体力が持つか… 分かりませんよ」 医師は真剣な表情で隼人等に告げた 「…………」 啜り泣く声だけが 廊下に響いた…… そして しばらくして看護師等は慌ただしく行き来している 問題が起こったようだった…… 黙っていられなかった隼人等は…… 「どないしたんですか?」 そう尋ねると 「相川さんが運ばれる前に急患が来られ… その方に輸血をしていて相川さんと同じ血液がもうないんです……」 「じゃ… じゃあ!瑞穂はどうなるんよ!」 感情をおさえきれず綾が怒鳴った 「…………」 「……じゃあ俺の血を輸血してや 俺も瑞穂と同じB型やから なんぼでもやるわ! だから…瑞穂…助けてや……」 「……一応調べるのでこちらに来て下さい」 そう… 同じB型でも もしどちらかが特殊なB型であれば…… 輸血は出来ない だから隼人は血液検査される事になった
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