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「知ってます?
野人さんの海苔、アレは最高級の国産品でん万円ですよ」
「いや…そんな所にまでノジさんはこだわるのか…」
真守君は私に例え話としてノジさんの海苔の話を出したらしい。
お互いの個性について、他人にとやかく言われる資格等は無いのだという話は私も同じだから。
「マモー・ゴージャスがプレイを見ている。
しかもお気に入りにして、彼女にくっ付いている。
馬鹿共から彼女を離すには充分過ぎました」
「その間にマスターが話を付けた…」
そうですね、と笑う。
オネエ様(この場合は女装家)のネットワークを利用してあの界隈の大スポンサーに情報を流されたら、只事では済まされない。
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