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「おい。」
まぁ、大方の予想通りの役割分担で、無事、ことが終了した。
「おい!!」
のわけがない!!
俺は春大のベッドでうつ伏せになり、身体を動かせずにいる。
春大は、その下の床で正座しながら、後片付けをしている。
春大が用意したと言っていたのは、潤滑剤とゴムだった。
俺もいたのに、そんなもの買ってたのかよ!と文句を言ったが、これがないとつながることができないから、と諭された。
後から考えると、確かに、それらがなかったら、到底、うまくはいかなかっただろう。
「お前なー、そんな爽やかな顔してんだから、もうちょっと、あれも爽やかにやることは出来なかったのかよ…」
思わず抗議の声を上げた。
春大は、不安そうに俺を見上げながら、
「すみまさん。
ちょっと、我を忘れました…」
と言って、頭をさげる。
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