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事実上の落ちこぼれってことになる。
父さんも、母さんも特別だったわけじゃない。
なのに俺だけが魔力数だけがとても高く生まれた。
幼少の頃は、そのおかげでいじめられたりもした。
高校になった今でも、たまに言われたり昔の奴らには
嫌な目をされる時があるけど、今の高校の友達は違う。
ちゃんと俺のことを見てくれて、自分や他の友達たちと
同じように接してくれる・・・。
ーー 二日後 ーー
「おーい!起きろ!!!』
そんな声で目が覚めた。
どうやら、リビングから父さんが
呼んでるみたいだ。
リビングに向かってみることにした。
『(ニュース)現在首都を中心に、攻撃されている模様です。
敵は、新種の生物だということです』
「ここもやばいらしい・・・。とりあえずは避難するから荷物をまとめてくれ。」
そう言われたが、耳に入ってこなかった。
学校は?友達は?頭の中をいろんなものが駆け巡りながら、気が付いたら外に飛び出していた。
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