第1章

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   事実上の落ちこぼれってことになる。 父さんも、母さんも特別だったわけじゃない。 なのに俺だけが魔力数だけがとても高く生まれた。  幼少の頃は、そのおかげでいじめられたりもした。 高校になった今でも、たまに言われたり昔の奴らには 嫌な目をされる時があるけど、今の高校の友達は違う。 ちゃんと俺のことを見てくれて、自分や他の友達たちと 同じように接してくれる・・・。 ーー 二日後 ーー 「おーい!起きろ!!!』  そんな声で目が覚めた。 どうやら、リビングから父さんが 呼んでるみたいだ。 リビングに向かってみることにした。 『(ニュース)現在首都を中心に、攻撃されている模様です。 敵は、新種の生物だということです』 「ここもやばいらしい・・・。とりあえずは避難するから荷物をまとめてくれ。」 そう言われたが、耳に入ってこなかった。 学校は?友達は?頭の中をいろんなものが駆け巡りながら、気が付いたら外に飛び出していた。
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