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店主らしき 白髪の紳士が
時計を磨いていた。
青年はゆっくりとカウンターに向かって歩いて行き 店主に話しかけた。
「あのウィンドウに飾って有る
時計を見せて下さい。」
と窓の方に向かって指さしながら
言うと 店主はレジの中から鍵を取りだし
窓に向かった。
「こちらですか?」
店主は振り向き尋ねた。
「はい、その時計です。」
箱から時計を出してもらい
「腕に着けてみていいですか?」
と尋ねた。
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