第1章 アンティーク時計

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店主らしき 白髪の紳士が 時計を磨いていた。 青年はゆっくりとカウンターに向かって歩いて行き 店主に話しかけた。 「あのウィンドウに飾って有る 時計を見せて下さい。」 と窓の方に向かって指さしながら 言うと 店主はレジの中から鍵を取りだし 窓に向かった。 「こちらですか?」 店主は振り向き尋ねた。 「はい、その時計です。」 箱から時計を出してもらい 「腕に着けてみていいですか?」 と尋ねた。
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