第1章 何事ですか?

2/17
前へ
/71ページ
次へ
20xx年5月某日(土)AM5:00 俺は施設で働く22歳仕事は介護士だ。 そんな俺に土日、祝日は関係ない。 今日も家を出ていつものように電車で通勤だ。 「今日はカンファレンスか・・・この前の不適合の事も色々話せるといいな」 独り言を言いながら地元の線に乗った。 流石に早い時間だけあって空いている。 車内ではこの時間からの出勤で疲れているサラリーマンや、朝帰りだと思われる 家族や大学生が十数人が乗っている。 俺は空いてる席に座り携帯を始める。 最近はゲームをと言うよりか小説を読んでいる。 ジャンルは様々だが、概ねファンタジー小説だ。 「お、更新されてる」 これが俺の通勤スタイル。 後数分で目的の駅だ 携帯を閉じて改めて気付く、 「トンネル?」 そうトンネルに入ったのだ。 普段から利用してる線だが、この電車にトンネルなど無い 正確にはあるが逆方向だ。 そこでほかの人も気付いたトンネルなんで?? そしてもう一つ気付きたくない物に気付いた。 それは車両が孤立していた。 「これは・・・まさか・・落ちた?いや、高架で落ちたならもう衝撃が来ているはずでも。」 周りの人も立上がり周りを確認する。 車内は一時騒然とした。 そして俺達が載っている車両は光に包まれた
/71ページ

最初のコメントを投稿しよう!

13人が本棚に入れています
本棚に追加