隣に引っ越してきたのは…

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※※※ あれから、数週間後。 私は、馬の生態を観察するのが日課になっていた。 分かった事は、いくつかある。 一つ目は、馬は私と同じ年なのに一人暮らしだと言う事。 二つ目は、最初は人見知りだから馬の被り物をしてるのかと思ったが、そうでわない。 寧ろ、積極的な人だった。 三つ目は、何処に行っても馬の被り物は外さない。 暑くないのだろうか? それに、初めて見る人は普通見掛けたらビックリする筈なのに、町の人達は普通だった。 お母さんもアパートの住人達もツッコまない。 てか、皆は昔から知っている様に接する。 会ったことあるのだろうか? でも、私の記憶には馬の知り合いなんていない。 だから、昔のアルバムを広げたが…やはり、馬は写っていない。 「モヤモヤするっ!だからと言って、聞いたら負けた気がするし…。」 "キィッ!"っとイライラしつつ、ベッドへ寝転んだ。 そして私は、いつの間にか寝ていた。
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