隣に引っ越してきたのは…

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※※※ そして、翌日。 私は補習がある為、学校に向かったのはいい…が。 「最悪!柴先の奴ー…何が、連絡忘れたよ!暑い中、わざわざ来たのに!!」 大股で歩き、私は怒った。 補習がなくなったのはラッキーだけど、ちゃんと伝えろ!って思った。 そんな時。 足に何か躓いて、私は派手にコケた。 「ギャンっ!もー…。」 「あの、大丈夫?」 手を差し伸べてくれたのは、カッコいい男の子だった。 私は、ドキッとした。 「…あれ?もしかして、隆行くん?」 「うん。」 「久しぶりじゃん!コッチに戻ってきたの?」 "隆行くん"と呼ぶ男の子は、私の幼馴染。 そして、元203号室の住人。 物心ついた時から親同士が仲良くて、私達も仲良くなったけれど、小学校の時。 遠くへ引っ越す事になって泣く泣くお別れしたが…。
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