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「いやー。会えて嬉しいわ!面影あるから直ぐ分かったけど、更にカッコ良くなっちゃってー!!」
「ありがと。てか、やっと下の名前で呼んでくれたね。」
「え?」
「愛莉ちゃん、いつも安藤さんって呼んでたから僕、何か悪い事したかな?って思ったけど中々怖くて聞けなかったし…。」
え?
安藤さんって、馬の人だよね?
何で、隆行くんが…。
「ぁ…そっか。苗字変わったし、いつも"コレ"被っていたから分かんないか?」
そう言って、取り出したのは馬の被り物だった。
カポッと馬の被り物を被った姿はいつもの安藤さんだった。
「ふぅ。やっぱ、この格好が落ち着くや。」
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