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タケルはまるで疾風のような速さで、巨大アリに近づいた。
そしてタケルが鋼の剣を下段から上へと振り抜くと、
巨大アリの顔面が、真っ二つに割れて、巨大アリは倒れた。
「タケル、やるじゃねぇか。
だけどな、モーゼス兵士学校の最強剣士は、ショウゴ様だぜ!」
ショウゴは巨体を揺らしながら、巨大ミミズに襲いかかった。
ショウゴが上段から、巨大ミミズの頭に、思いっきり鋼の剣を振り下ろす。
すると、巨大ミミズは、簡単に真っ二つに切り裂かれた。
「みんな、本当に強いわ……」
攻撃魔法が苦手なミサキが、みんなの強さに見とれていた。
「私の魔法は、回復系の魔法ばかり……。
でも、この魔法の杖を使えば……」
ミサキはそう言って、魔法の杖に魔力をためた。
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