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「カマキリ野郎、これでもくらえ!」
ショウゴは鋼の剣を上段に構え、巨大カマキリの頭に振り下ろした。
すると、巨大カマキリの頭部は、バッサリと二つに割れて、巨大カマキリは大地にひれ伏した。
「タケル、油断するな!
敵は大群だ!
一匹でも多く敵を倒せ!」
タケルは立ち上がり、ショウゴと背中合わせで立ち並んだ。
「言われなくてもわかってるぜ。
モーゼス兵士学校の最強剣士をナメるなよ!」
タケルはそう言って、飛び跳ねるようにして、巨大クモに斬りかかった。
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