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トウマの右腕から、真っ赤な血が流れ、トウマは激痛から呻き声を上げていた。
「少々手こずったが、これで終わりだな、三流剣士」
巨体のバーネットはニヤリと笑って、トウマを見下ろした。
「強いと言っても、所詮は人間。
我々、地底族の敵ではない!」
「ほざくな、地底族。
まだ勝負は終わってない!」
トウマはそう言って、まだ傷ついていない左手に剣を持ち変えた。
「たとえ、刺し違えても、お前を倒す!」
トウマはそう言うと、決意を固めた表情で、魔法を唱えた。
「煌めけ、破滅の星。
デスパワー!」
トウマが魔法を唱えると、トウマの体が白い光に包まれ、トウマの筋肉が盛り上がり、トウマの体が肥大した。
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