1章 彼女の浮気疑惑と僕の心情

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1章 彼女の浮気疑惑と僕の心情

あの一件以降咲夜の様子がおかしい。 「先輩!ちょっと出掛けてきますねっ。」 「おう…。」 俺が勉強している間、どこかに出かけている様だ。 俺と出掛けた時は、あんな大きなトートバッグは持っていかないのに、一体何処に行くのだろう。 「なぁ。咲夜。」 「はい!先輩。」 俺は、咲夜を引き止め、何処に行くのか聞いてみようと思う。 「何処にいくんだい?」 すると、咲夜は満面の笑みを浮かべ、 「まだ先輩には秘密です!」 と答え、出掛けていった。 〝ん?俺へのサプライズ? 誕生日でもないのに? …………。〟 俺の脳内に嫌な妄想が浮かんでくる。 「先輩!新しい彼氏です!」 「初めまして、あなたが前の男ですか。」 「えっ!?お前!なんなんだ!!!」 「先輩にはぁー飽きちゃいました! だって、勉強しかしてないんですもの。」 「だそうだよ?前の男君。」 「さぁ、あんな男置いて行きましょう。」 「そうだね。いこうか。」 「まってぇー捨てないでぇーー!!」
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