第3章 第一難は平等に
2/29
読書設定
目次
前へ
/
37ページ
次へ
「忍っ!」 耳に懐かしい声が不意に掛けられ、 釣られるようにそちらに顔を向けたと同時に 「久しぶり」と長い腕が忍の身に絡みついた。 一瞬、何が起こったのか分からなかった。 しかし、男としては大柄な忍を抱きしめてきたのは、更に大柄な男。 そして、絡みついていた腕を緩め 黒々と髭を生やした人懐こい笑顔を見せた彼は、 忍の顔を大きな両手ですっぽり包むと、頬に勢いよく唇を当てつけた。 「ただいま」
/
37ページ
最初のコメントを投稿しよう!
13人が本棚に入れています
本棚に追加
広告非表示!エブリスタEXはこちら>>
前ページへ
次ページへ
スターで応援
10(あなた 0)
小さく
文字
15
大きく
狭く
行間
1.8
広く
白
黒
クリーム
ゴシック体
明朝体
まとめてページ表示
指定なし
5ページ表示
10ページ表示
15ページ表示
ページコメント表示
ページスタンプ表示
最後に読んだページを自動で保存
最初のコメントを投稿しよう!