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ここは、少女が暮らしている施設…。
この施設を訪れてから、もう二年くらいが経つ…。
両親は、少女が三歳のときに事故に巻き込まれてなくなってしまった…。
祖父母も、少女が生まれたくらいには他界していた…。
親戚のことも知らない少女にとって、もう家族がいないのだと小さき心で絶望した…。
しかし、施設の人々は優しく…まるで家族のようにしてくれたおかげで、少女は少しずつ絶望から救われ、笑顔を取り戻した…。
今日は、少女にとって悲しいけれど…大切な日…。
なので、少女は一人での外出許可をしてもらった…………
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