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送ってもらっていると突然青年が道を変えた…。
「お兄様…?道が違いませんか…!?」
そうアリシアが言うと(いいから…)と言い、青年は歩き続けた…。
ようやく足が止まったのは、人気の少ない空き地であった…。
「どこなんですか…?帰りましょうよ…お兄様…」
そうアリシアが言っても、青年は無言のまま…。
「ねぇ…お兄様…」
そう言ってアリシアが手を引っ張ると、突然青年に抱きしめられた。
「お…兄様…!?」
(あぁ…我慢ならない…。可愛い…アリシア…。誰にも渡さない…。君は僕のだ…アリシア…)
そう言って、青年は抱きしめる力を強める…。
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