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小百合は苦しそう。
アタシはビックリと
焦りと……愛する淳の子供
が産まれる瞬間まで
あと少し……あー複雑ながら
ドキドキするわ～!!
ドクターが
やっと来たわ。
なんと、
アタシ達の前で
「うーん」
って伸びをしたわ。
これにはアタシが
キレそうになった
けど……小百合、
小百合、小百合、
頑張るのよー!!
ドクターは
小百合の股の間に立ち、
注射の用意。
あ、局所麻酔ねぇ。
と思ったらサッと
注射を打った。
「あ、もうすぐ
頭が見えるかな？ 」
えええぇぇぇ!!
アタシが
ハラハラしてる時に
ドクターはハサミで
バシッと小百合の
赤ちゃんが出てくる
所を切った。
痛たああああ……
きゃあああぁぁぁー!!
って、アタシじゃないわ。
見ているアタシの
ほうが心臓が
止まりそうよぉ。
痛そう～。
アタシはビックリなんて
モノじゃなかったわ。
でも、ついに
産まれるんだわ。
淳の赤ちゃんが……
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