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やる事をやったら、大人じゃないから割り切れない。 僕は、後輩と付き合う事になった。 後輩は、二人目の彼女。 最初に付き合ったのは、高校一年の時に同じクラスだった女。クラス替えしたら、他に好きな男が出来たとぬかした。 あぁ…こんなもんか。 どうせなら、さっさとやる事やっとけば良かった。 人を好きになるって、なんだろう。母親のような女が良いのだろうか?子供を捨てて、愛に生きる。 📱「お前は、どう思うか分からないが…親の愛情なんて子供の成績やらなにやらで変化するもんだ。同じ人間なんだから、きまぐれも起こすさ。もちろん、そんな親ばっかりじゃない。だから、お前が大人になって子供が出来たら…良い親父になれば良い。お前の母親は、反面教師さ」 ――――――――――――――― 「どうしたの?ボーとしちゃって…」 デートの最中にもかかわらず、僕は色々な事を思い出していた。 「一緒にいるのに…考え事?もう、私に興味無くなったんですか?」 慌てて否定する。機嫌を直した後輩…いや、今は《彼女》か…と、デートを再開。それなりに、楽しい時が過ぎていく。 夏休みが終わる前に、無事免許も取れた。彼女とは…一夏で終わる恋…には、ならなかったようだ。 夏休みの間だけの予定だったが、バイト先の店長から続けて欲しいと頼まれた。部活もない。成績は…正直悪くない為、高校付属の大学への進学も、問題ないだろう。 学校、バイト…休みの日は大体彼女と過ごす。 付き合い始めだから、主に《ゴム》代がかさむ… なんだかんだ言って、彼女に夢中だ。 いや…身体に夢中なだけ。だったのかもしれない…
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