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体育祭が終わってから約一ヶ月後の7月25日
その日から俺達の学校は夏休みが始まっていた
そして俺は宿題を早々に終わらせる為に机に向かっていた
ピーンポーン
「…………?」
それからしばらくしてチャイムが鳴った
俺は気にせずに宿題に集中していた…が
次に聴こえた声に俺は集中など出来無くなってしまった
「真奈ー、居るのじゃろう??」
「一緒に遊ぼうよー!!」
そう…この二人である
「アンタら五月蝿い!!」
俺はつい二階の自分の部屋の窓を勢い良く開け大きな声でそう叫んでしまった
そんな事に二人は動揺するどころかケロッとしていて
「あ、真奈!」
「早く降りてくるのじゃ」
と片方はキラキラした笑顔でもう片方はなんか企んでそうな笑顔をして俺を見つめていたのだった
「うぅ…やっぱりこうなるんだな…」
そして俺はそれを断れる訳が無く玄関へと向かうのだった
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