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「ふうむ…! このタイミングでかけてくるというコトは、やれやれ、しっかりと観察されていたみたいだな…ん、シロか?」
わかりきった問いかけに、あちらからはただちにとても明るくしたそれはご機嫌なハイトーンの返事が返ってくる。
ちょっと耳障りに思って顔をしかめかけるが、普段からポーカーフェイスを心がけるクロフクはあえてボリュームを下げるような操作をしなかった。
それすらあちらからは丸見えで、この内心をまんまと見透かされかねない。
『あは* ピンポン! というか、このボク以外には誰もいやしないじゃない? クロってば! それよりもなんか楽しそうだねー?』
「茶化すな…! これが楽しそうに見えるか? どこから見ている??」
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