プロローグ

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「だ、誰!?」 周りには誰もいないし…… もももしかして、私監視されてる!? 《監視だなんて酷いなぁ……。 僕は君とお話ししたいから呼んだだけだよ?》 「お、話し……?」 《そう!! お話しっ!》 なら、姿くらい見せなさいよっ!! 《ごめんねっ! 僕、"神さま"だからあまり人前に出たらダメだって言われてるから!!》 ……ただの、拉致監禁して挙句にどこかから監視してる誘拐犯ね。 私、どうしよう…… 《拉致監禁してないしっ!? なんか、酷い言われようなんだけどっ!?!?》 そうやって、ムキになるところが怪しいのよね 「――って、どうして拉致監禁したなんてわかったの!? 私、声に出してないっ……」 《ふふふ、なんたって僕は神さまだからね!!》
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