僕の彼女の欠点

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そうこうしている内に講義終了のチャイムが鳴りました。 僕は挨拶をしてテキストや筆箱を鞄の中に入れてすぐに彼女の所にいきます。 「やっと、終わったね。帰ろうか。」 と声を掛けます。すると彼女はこちらを向き笑顔で口を開きました。 「そうね。何も用事もないし…帰りましょうか」 そう言って二人並んで今日の出来事なんかを話しながら帰路につく、いつもこんな感じです。 ちなみに、周りの男子の目線が痛いです…。妬みとか色々が。 確かに気持ちは分かる。 でも君たちに聞きたい。彼女の〝秘密〟を知った後でも君たちは彼女を変わらずに愛し続けられますか?僕みたいに。
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